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The First Chapter : Interview with Kavieng Cheng (English ver.)

This conversation marks the tenth interview in the series *'Defining Moments: The First Start or the Turning Moment'*. We meet Kavieng Cheng, a multidisciplinary artist from Hong Kong whose practice flows between the roles of artist, art director, curator, and fashion photographer. For Kavieng, these are not separate professions but shifting lenses through which she interrogates reality—art as a phenomenological mode of existence, a continuous practice of sensing the world and questioning the given. Her work operates as an archaeology of the micro-psychological, drawn to the pre-linguistic realm: gestures that occur before words form, tensions held in the body, and fragmented moments that escape the conscious filter. Working across print, wood sculpture, and laser-cut forms, she explores the paradox between organic warmth and violent precision—a duality that mirrors the human psyche, structured yet chaotic, resilient yet profoundly fragile. It was her high school teacher Ms. ...

Interview with HeeYoung (Japanese ver.)






Q. こんにちは。このたびはインタビューへご参加いただき、誠にありがとうございます。まずは簡単に自己紹介をお願いできますか?また、創作活動を始めたきっかけについても教えてください。

A. こんにちは。u1ギャラリーのインタビュープロジェクトに参加できて、とても光栄に思います。 誰にでも輝く瞬間があると思いますが、私も日常の中でそうした瞬間を感じ、その瞬間の記憶を作品に描いています。 インスタグラムに作品を投稿し始めたのは2022年からですが、幼少期に描いていた絵と現在の作品がつながっているので、創作活動をいつから始めたのかを明確に言うのは難しいです。






Q. 作品の制作過程と表現方法についてお聞かせください。制作の中で特に意識していることや、大切にしている価値観は何ですか?

A. 「これだ!」と思える瞬間があります。日常の中で心を動かされる記憶が浮かんだときは、携帯にメモを取ったり、スケッチブックを取り出して素早くスケッチを始めます。スケッチをしているうちに、一つの記憶が他の記憶を呼び起こし、まるで過去の一日を今日記録しているような気持ちになることがあります。それはまるで絵日記を描いているかのようです。

普段は色鉛筆を多く使用しています。特に、紙に色を塗るときのサラサラとした音がとても心地よく感じます。

一つの考えにとらわれないように心がけています。記憶というのはそもそも正確に表現するのが難しいものだと思っています。そのため、曖昧な記憶は無理に正確に描こうとせず、その曖昧さをそのまま表現しようとしています。

私が大切にしているのは、できるだけ自分の内面から題材を見つけて描くことです。外で見たものが単に魅力的だからといって、自分の人生には存在しない題材を無理に取り入れて描こうとしたことが何度かありましたが、その結果はあまり良くありませんでした。





Q. 作家としての活動において、特に重要な役割を果たしたと思う作品やシリーズについて教えていただけますか?また、最も愛着のあるお気に入りの作品についても教えてください。

A. 私の作品の中では、『気分の良い日』と『緑の手袋をはめた女性』が特にお気に入りです。これらの作品は写真をもとにしたのではなく、自分の記憶を頼りに描いたため、とても意味のあるものになりました。その後、自分の中で一つの殻を破ったような気持ちになりました。

『グリーンフィンガーズ』シリーズも大好きです。このシリーズを描いているとき、私自身もとても楽しい時間を過ごしました。絵の中の女性のように、私も自分の絵をおもちゃのように自由に操ることができて、とても面白かったです。

また、この時期は次の作品への好奇心が強く湧いてきた時期でもありました。これからも機会があれば、続けて描ける作品をたくさん作りたいと思っています。






Q. 作家として、どのようなところから創作のヒントを得ていますか?また、創作活動を続けるうえでの原動力は何でしょうか?

A. 私の創作のヒントは、自分の記憶から来ています。

心を輝かせ、くすぐるような感覚を与えてくれる私の記憶から多くの創作のヒントを得ています。その記憶の多くは私の子どもに関するものであり、同時に私自身の幼少期の記憶でもあります。

そして、画家である義母からも多くの力をもらっていると感じます。お会いするたびに、家に積み重ねられた大きな絵を見て、私も10年、20年、さらにその先まで絵を描き続けていたいと思います。





Q. 作品を通して観客に伝えたいメッセージは何ですか?

A. 私がそのメッセージを決めてしまうと、私の絵がつまらなくなってしまうと思います。ただ、私の絵を初めて見たときに「これは何だろう?」と感じて、少しでも詳しく見てみたいと思ってもらえたら、それで十分に私のメッセージが伝わったのだと思います。そのため、絵のタイトルをつける際も、直接的な答えを与えることは避けています。


Q. 夢のプロジェクトは何ですか?今後の計画や挑戦してみたいことについて教えてください。

A. 2022年の私の作品は私にとって大きな意味を持っています。ですので、その年に描いた絵からさらに広がる世界観を構築していきたいと思っています。それは単に絵で終わるのではなく、いつか本や映像など、さまざまな形で表現されるといいなと思います。

また、自分よりも大きな絵も描いてみたいです。もちろん小さな絵も好きで、それには集中させる魅力があります。見る人をもう少し近くに引き寄せてくれる感じがします。ただ、私自身が背が低いので、自分より大きな絵を描いたらどんな気分になるのか興味があります。まるで私が絵を見ているのではなく、絵が私を見ているような、そんな感覚を味わえる絵を描いてみたいです。







Contact
Artist : HeeYoung(히영)
Instagram : @tickly_hee






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