Search This Blog
Dedicated to connecting cultures and perspectives, our gallery is committed to fostering meaningful exchanges between artists worldwide and those who appreciate their craft. Discover the unifying and inspiring power of art.
Featured
- Get link
- X
- Other Apps
Interview with Yu Kuei (Japanese Ver.)

Q. 本日はU1ギャラリーにお越しいただき、インタビューにご協力いただきまして誠にありがとうございます。早速ですが、まずはご自身のことや作品について簡単にご紹介いただけますでしょうか。また、アートを始められたきっかけなどがございましたら、ぜひお聞かせください。
A. 初めまして、Yu KUEI(ユー・クエイ)と申します。台湾出身です。もともとは食品科学を専攻し、生命科学の修士号を取得した後、パティシエとしての道へ進みました。パティシエ兼ショコラティエとしてフランス、ブラジル、マカオなど世界各地で活動した後、現在は故郷に戻り、アート制作にいっそう力を注ぎつつ、チョコレートと絵画を結びつける新たな可能性を探っております。
2021年に、感情を表現する手段として初めて本格的に絵を描き始めたところ、瞬く間に私の生活に欠かせない存在となりました。絵を通じて心が安らぎ、精神面でも大きく支えられていると実感しております。また、私にとってチョコレートはアートのもう一つのかたちでもあり、新たな自己表現の道を見いだせたことを大変ありがたく思っております。
現在41歳を迎えましたが、これまで世界各地で培ってきたクリエイティブな経験を活かし、今後もこの新たな分野の可能性を追求しながら、さまざまな手法を通して「新しい自分」を発見していきたいと考えております。
Q. これまでの制作活動の中で、ご自身の作家人生において転機となった、あるいは大きな影響を及ぼしたと感じられる作品やシリーズがあれば、ご紹介いただけますでしょうか。
A. 私の自己成長と自己認識の歩みを最もよく表しているのは、「I am LOVE」という作品です。この作品と、私が続けてきた創作の過程を通じて、いつのときも純粋さと好奇心をもって人生を見つめることの大切さを多くの方に思い起こしていただければ幸いです。
Q. 作品の制作過程や、表現方法としてどのような手法を用いていらっしゃるのか、もう少し詳しくお聞かせいただけますでしょうか。
A. そうですね、私は普段、素材や色彩が自然に結びついて私を導いてくれる感覚をとても大切にしています。もっとも、ただの直感任せというわけではなく、何度も試行錯誤と探求を重ねることで、心に深く響き、内面の平穏や喜びをもたらしてくれる作品へと形作っていきます。私はこの過程こそが、表現に本当に必要な“繰り返し”であり“探究”なのだと考えています。
Q. 特に大きな影響を受けたアーティストや作品がございましたら、ぜひお聞かせいただけますでしょうか。
A. 私の場合、絵を描いているときに自分が非常に直感的で即興的にアプローチするタイプだと改めて実感しました。そして、そのプロセスの中で実にさまざまなアーティストの作品から少しずつ影響を受けていると感じます。
もし特にお名前を挙げるとすれば、朱德群(Chu Teh-Chun)やカール・オットー・ゲッツ(Karl Otto Götz)の作品に大きな刺激を受けてきました。Q. 普段の制作においては、どのようなところからインスピレーションを得ていらっしゃるのでしょうか。
A. 日常生活の何気ない出来事すべてが、私にとってインスピレーションの源になり得ますが、特に自分の内面から湧き上がる感情に大きく左右されることが多いと感じています。ときには、誰かと長時間語り合った後にふとイメージが浮かんできたり、音楽を聴く中で自然にアイデアが芽生える場合もあります。
また、瞬間的にひらめくイメージや思考をその場で捉え、内面で感情として受け止めてから、キャンバスや紙に具体的な形として描き出していくプロセスも大切にしています。このように、日々の中で得たインスピレーションを、その都度作品に昇華していくことが私の制作スタイルといえます。
Q. 作品を通じて、鑑賞者の皆さまにはどのような気づきや感覚を得てほしいとお考えでしょうか。
A. 私にとって抽象芸術は、きわめて主観的な自己表現の手段であり、周囲に満ちるエネルギーを最も純粋な形で捉えるための方法でもあります。もちろん、制作過程で私が感じたことと、鑑賞者の方々が作品から受け取る印象は一致しない場合もあるでしょう。
それでも私が大切にしているのは、この作品を通じて、皆さまが日常の何気ない瞬間や普段は見過ごしがちな出来事の尊さに改めて気づき、自分の感情を認識して言葉や行動で表現できるようになっていただくことです。自分自身と向き合い、対話を深めるきっかけとなれたなら、これ以上嬉しいことはありません。
Q. 今後アーティストとして、どのようなプロジェクトを実現していきたいとお考えでしょうか。また、将来的な活動や目標についてもお聞かせいただけますでしょうか。
A. 私の夢は、さまざまな地域で開催される実際の展覧会に参加し、アートを通じた体験を多くの方と分かち合うことです。アートは、人の心の奥底にある暗い部分から精神を奮い立たせ、自己を癒やす道を照らし出す大きな力を持っていると信じています。
さらに、ときには言葉を超えるほどの自己表現を可能にしてくれるものでもあると感じています。そうしたアートの力を、より多くの人々に直接伝えることこそが、私が目指している未来像です。
Popular Posts
The First Chapter : Interview with Anda (English ver.)
- Get link
- X
- Other Apps
The First Chapter : Interview with Neryhs Wo (English ver.)
- Get link
- X
- Other Apps
Interview with ChanMi Jung Pyles (English ver.)
- Get link
- X
- Other Apps




Comments
Post a Comment