Search This Blog
Dedicated to connecting cultures and perspectives, our gallery is committed to fostering meaningful exchanges between artists worldwide and those who appreciate their craft. Discover the unifying and inspiring power of art.
Featured
- Get link
- X
- Other Apps
Interview with ChanMi Jung Pyles (Japanese ver.)
Q. こんにちは。本日はインタビューにご協力いただき、誠にありがとうございます。まずは、初めてChanMiさんや作品に触れる方々に向けて、自己紹介をお願いできますでしょうか?また、制作を始められたきっかけについてもお聞かせいただけますか?
A. こんにちは。私はアメリカ・フィラデルフィア郊外に在住しております、現代アーティストのチャンミと申します。韓国・ソウルで生まれ育ち、幼少の頃から詩や音楽、工芸、絵画といったさまざまな創作活動に親しんできました。特に、伝統書道家であった祖父の作業場で過ごした時間は、私の創作活動において大きな影響を与えております。
ただ、アートに対する強い関心を持ちながらも、ソウルの高麗大学では英語とスペイン語の文学を専攻し、その後、アメリカのペンシルベニア大学で異文化コミュニケーションの修士課程を修了いたしました。子どもが昼寝をしている間に久しぶりに筆を取った際、改めて絵を描く喜びを感じ、再びアートへの情熱が燃え上がりました。そして30代後半に差し掛かった頃、アートこそが私の本当の道であると確信し、現在は現代絵画の制作に専念しております。
Q. 作品の中で、キャリアにおいて重要な転機となった作品やシリーズがあれば、ご紹介いただけますか?
A. 2021年に発表した最初の抽象アートコレクション『インパーフェクト・スプレンダー(Imperfect Splendor)』は、私の芸術活動において最も重要なプロジェクトの一つです。このシリーズの特徴は、従来の筆の代わりに「スパチュラ」や「シェイパー」といった特殊な道具を使って、荒々しく質感のあるレイヤーを作り出す点にあります。この技法によって、作品には独自の深みと力強さが加わり、整然とした従来のスタイルとは一線を画しています。意図的に複数の層や傷を表現することで、私たちの人生の旅路における「不完全さ」を表現しようとしています。
人生の道のりには、失敗や失望、悲しみや痛みがつきものですが、それでもその中には美しさが存在します。この作品を通じて、神の大いなる慈悲と愛が私たちの物語を癒し、再び形作ってくださる過程を描き、不完全な部分にも美しさがあることを伝えたいと思いました。『インパーフェクト・スプレンダー』コレクションは、そのような不完全さの中に生まれる特別な美を捉えており、多くの方々に感動とインスピレーションを与えることができました。
この作品たちは、欠けた部分や傷ついたままでも良いのだというメッセージを伝えており、創造者であり救済者である神が私たちの旅路を再定義し、新しい意味を付与してくださる時、そこに秘められた深く、再構築された美しさを大切にするべきであることを示唆しています。
Q. 作品を創作する過程や表現方法についてお話しいただけますでしょうか?
A. 『インパーフェクト・スプレンダー(Imperfect Splendor)』というテーマは、今日に至るまで私の創作過程において深い意味を持ち続けています。このテーマは、私たちの人生の混乱や不完全さの中でも、神の子としてのアイデンティティを再確認させてくれる重要な役割を果たしています。どれほど人生が不完全で混乱していても、愛する天の父はその不完全な子どもたちを喜んで受け入れてくださるのです。絵を描く行為そのものが、私にとって大きな解放感をもたらし、非常にスリリングな体験となっています。このプロセスを通じて、私は完璧主義や制御から解き放たれ、本当の自由を感じています。また、神の愛と優しさを作品を通して直接感じています。
Q. あなたに影響を与えたアーティストや作品はありますか?
A. 私は、日常生活の中にこそ素晴らしいアーティストたちがいることに気づかされました。私にとってアートはさまざまな形で、さまざまな場所に存在しています。それは、美しくラテを作るバリスタの熟練した手の中に表れます。また、感情を揺さぶるような文章を紡ぐ才能ある作家の言葉にも見出せます。熟練した大工が手掛けた丹念に作られた木製のベンチにも、その芸術が現れています。そして、経験豊かな庭師の手によって創り出される絶え間なく変化する自然の美しい風景にも、芸術が花開きます。また、母親が愛情を込めて作る温かく栄養たっぷりの手作りスープの中にも、その芸術を感じます。こうした日常のアーティストたちとその素晴らしい創作物は、私の創作活動における常なるインスピレーションの源です。
Q. 作品のインスピレーションはどこから得ていますか?
A. インスピレーションの源は無限です。それは日々変化する夕焼け空に見出され、毎日が独自の傑作を生み出しています。また、優雅で繊細な花びらの完璧な色彩にも、美しさを感じます。さらに、悠久の時を超えて立つ古木の壮大さや、広大な海のスケールの大きさも、私たちに深い呼吸を促し、その偉大さを感じさせてくれます。何よりも、美しさの創造者であり、私たちの存在の源である神からインスピレーションが流れ出ています。神の繊細なデザイン、語られた言葉、無限の恵み、変わらない愛が私の中に火を灯し、天上のビジョンを描き、この地上に豊かな命をもたらしたいという思いを掻き立てます。
Q. あなたのアートを鑑賞する人々にどのようなことを感じ取ってもらいたいですか?(作品に込めた意味について教えてください)
A. 今日の世界は「光が不足している」とも言える状況ですが、その中で私はヨハネ1章5節の「光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった」という力強い言葉を思い起こします。私のアートを通して、私は困難な世界に希望の光を届けたいと願っています。その光は、希望、恵み、回復、そして天の父の永遠の愛を伝えています。神は私たちの人生のすべての面—個人として、コミュニティとして、職業において、そして人間関係において—において、絶えず新たなものをもたらし、変革を続けています。この光は単に「そこそこの」人生ではなく、豊かで溢れる、揺るぎない、満ち足りた人生を私たちに与えたいと願っています。「Journey To Heaven」という展示で描かれた私の絵画を通して、観客には天上の一端を垣間見ていただければと思います。しかし、何よりも、各々の人生の旅路の中で、神が持つ深く、揺るぎない、解放的で終わりのない愛を感じ取っていただきたいと願っています。
Q. 夢のプロジェクトについてお聞かせいただけますでしょうか。また、アーティストとしての計画や抱負についても詳しく教えていただけますでしょうか。
A. 私の夢のプロジェクトには、いくつかの目標がございます。まず第一に、自身のアートと文章を組み合わせた対話形式の書籍を出版し、他の方々の「不完全でありながらも素晴らしい旅路」に寄り添い、励ましを提供することを目指しております。この書籍を通じて、読者の皆様にインスピレーションと慰めをお届けし、彼らの経験に共鳴する存在となれればと願っております。また、インタラクティブなスタジオスペースにおいて展示会やカンファレンスを開催することも計画しております。これらの集まりは、人々が単なる観客としてではなく、積極的な参加者としてアートの世界に没入する機会を提供することを目的としています。参加者の皆様には、音楽、詩、絵画、陶芸、木工など多岐にわたるアート形式に触れ、創造性を発揮する貴重な機会を得ていただければと考えております。このような協力的な環境を通じて、人々が自身の創造力を存分に表現し、芸術的な探求を通じて喜びとつながりを感じることができる場を提供したいと考えております。
Q. アートを通して、読者の皆様に最も伝えたいメッセージや感じてほしいことは何でしょうか。
A. 私のアートを通じて世界中の皆様とつながる機会をいただけることに、心より感謝しております。アートは文化を超えた素晴らしい言語であり、心と魂に直接語りかけ、障壁を越えて深く人々の生活に触れる力を持っています。私の切なる願いは、この普遍的な言語を通じて世界中の方々と語り合い、真の希望、喜び、恵み、そして愛のメッセージを共有することです。私のアートを通して、さまざまな背景を持つ方々がこれらの普遍的な価値を受け入れ、それを日々の生活の中で感じ取りながら、共通の人間性を育み、つながりを深めることができればと願っております。
連絡方法
アーティスト: ChanMi Jung Pyles
メールアドレス : chanmisartjourney@gmail.com
インスタグラム : @chanmisartjourney
Popular Posts
Interview with Alexandra Niculescu (English ver.)
- Get link
- X
- Other Apps
Interview with Raffaella Bruzzi 2024 (Korean Ver.)
- Get link
- X
- Other Apps
Interview with Raffaella Bruzzi 2024 (English Ver.)
- Get link
- X
- Other Apps
Interview with Raffaella Bruzzi (Japanese ver.)
- Get link
- X
- Other Apps
Comments
Post a Comment